<< Will Sessions, Amp Fiddlerとのタッグで新作発売へ。 | main | Mayer Hawthorne @Billboard Live Tokyo (2011/11/16, 2nd) >>

スポンサーサイト

2017.03.09 Thursday | by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


Kandace Springs @蔦屋書店 (2016/07/18)

2016.07.19 Tuesday | by garahebi

Kandace Springs。

またもDon Was時代のBlue Note Recordsを象徴することになるであろうアーティストが日本にやってきた。

代官山の蔦屋書店で行われた、アルバム購入者向けインストアライブでその生歌を堪能してきました。

ああ、この人は本物だ。

 

この声があれば時代の流行り廃りを横目に長く続けられるはず。

 

----------

今月1日に発売されたアルバムSoul Eyesの、そして9月に予定されているBlue Note Tokyoでの公演のプロモーションの一環としてのインストアライブで、お知らせには「ミニライブ」と書いてありました。

 

その表現から、まあ歌は2、3曲やってくれるだけでも嬉しいかな、と思っていました。

ところがなんと、6曲も披露してくれましたよ。ひゃー。(うち2曲がアルバム未収録)

 

整理券の番号の早い順番に、と用意された20脚ほどのイスの並びへ移動。

前から3列目。それでもすごく近い。

考えてみたら鍵盤弾くアーティストの真っ正面からパフォーマンスを見ることってあまりなかったなー。


やがて拍手に迎えられながら目の前に登場したKandaceさん。

目つきも全然きつくないし、笑顔がホントに自然でかわいらしい。

どちらかと言えばかなり柔らかい、ふんわりとした空気をまとった女性でした。

近所の気さくなお姉さん。衣装の赤もよく似合う。

まあポスターとかで見る写真はアーティストのイメージとしてキリッとしたポーズになってるだけなんでしょうね。

 

日本のラジオでもかなりかかっているという曲だからか、あるいはアルバム購入者向けイベントなのを踏まえてか、

「みなさんに馴染みのある曲から始めるわね」

と語ってから始めたのがTalk To Me。改めてアルバムでもショーでも1曲目にあると座りのいい感触の曲だと思った。派手さはないけど何かが始まる期待感を抱かせる。たぶんBlue Note Tokyoでも1曲目に来るんじゃないか、そんな気がした。

 

続けてアルバムのタイトル曲でもあるSoul Eyesへ。イントロを弾き始めた後からふと思い出したようにJohn Coltraneの演奏で知られる曲であることを付け足す。あとアルバムで一番のお気に入りなの、というようにも言ってたと思う。

 

序盤の2曲がアルバムの収録順通りに披露された後、「この曲のパフォーマンスがきっかけでPrinceと知り合うことが出来たの」と(日本盤では)最後に収録されているStay With Meへ。

さすがに元から超が付くほどの大ヒット曲であると同時に彼女にとっても思い出深いものとなった曲。

いわば大ネタ曲であり、てっきりこれは9月の本公演にとっておくのかと思っていたので、この曲をやることを示唆したMCの時点で驚いた。

そして始まったパフォーマンスは…圧巻。ピアノ一本と彼女の声だけがその空間を満たしていく。

おひねり用意しておくべきだったかな?冗談でもなんでもなく素直にそう思ってしまうぐらいに素晴らしかった。

 

さすがにこの曲のころにはかなりリラックスして歌えていたようで、終盤にはチラッとだけどスキャットも交えていた。

この曲の時点で、アルバム収録順を考えてもこちらの満足度の高さでもひとつピークが来たなと感じたので、ひょっとしたらこれでもうミニライブは終わるのかな、と思った。しかしこの曲はこの日の彼女のパフォーマンスの折り返し地点に過ぎなかった。

 

アルバムの中では2番目に気に入ってる曲なの、というMCからPlace To Hideへ。

ポップミュージックとしても良曲と言える、しっかりとした骨格を持った曲で僕も好きな曲だ。これまた嬉しい選曲。

やはりオリジナルでいい曲があることはよいアルバムの条件になる。


続いて、Norah JonesのアルバムCome Away With Meの最後に入っていた曲で好きなの、とスタンダードThe Nearness Of Youを、かなり長めのピアノ演奏のイントロからスタートさせた。このピアノだけの時間も実に良かった。

 

…よっしゃ、誰か酒持ってこーい!

 

この幸せな空間と空気に思いきり浸りたい気分になった。
しかしこのイベントが行われたのは祝日の昼であった。まだだ、まだ早い。

場所は洒落た書店であり、なるほど酒よりもコーヒーがよく似合う空間だ。

そして僕はどちらかと言えば下戸の方だ。僕は何を言っているのだ。落ち着け。

音と酒で浸るのは今度のBlue Note Tokyoでの機会までとっておこう。

ミニライブを締めたのはRoberta Flackで知られるThe First Time I Ever Saw Your Faceだった。

曲の前だったかな、「アルバムを買ってくれて、そして今日はこうして私の音楽を味わってくれてありがとう、だからもう1曲やるわね」というようなことを言ってた。

 

「感謝するのはこっちだよ!贅沢な時間をありがとう!」

↑心の叫びです。まあ、この辺はライブ後のサイン会で改めて伝えておきました。

あと「ブルーノートでのショーを見るのがかなり楽しみになったよ!」とも。

「おー!ホントに!?」

こんなの味わったら行くよそりゃ。

彼女の歌声の魅力を言葉で説明するのは難しい。

雪をも溶かす、と詩的に表現したPrinceはいちいち正しい。

それでも下手なりに自分なりになんとか書こう。

 

彼女はやはりピアノを弾く人らしいというべきか、音の強弱のピークとなる点を緩やかな曲線でつなぐようにコントロールする。

だから声量を上げきったとしてもけたたましくはならない。

そのコントロールのおかげでこちらは常に落ち着いて聞いていられる。

そしてその声自体にも聞く人を安心させる様な奥行き、深みもあるように感じられた。

キャラクターというべきか、声色そのものはかなり違うのだけど、彼女の低音にはKaren Carpenterが低い音を歌っている時の声に感じるものに近いものを感じました。あとやはりというべきかSade Aduも。

もちろんところどころにRobertaの姿も見えるのだけど。
 

さあ、幸運にも彼女の声はこうしてstripped downした環境で聞くことが出来た。
それでもまだ、バンド編成の中で聴きたい曲がいくつもある。

特にNovocaine Heartはどうしてもドラマーがいる状態で聞きたい曲だ。楽しみは尽きない。今日聞くことが出来た曲もバンドで演奏されたらどうなるだろうか、そしてあのEP収録曲はやってくれるのだろうか。
 

そんなわけで、Blue Note Tokyoでの公演は最終日を予約しました。その頃には暑さもひと段落していて欲しいものだけれど。この日はあまりにも暑すぎた…

 

 


スポンサーサイト

2017.03.09 Thursday | by スポンサードリンク

Comment
Add Comment









Sponsored links
Blog Rankings
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへにほんブログ村 音楽ブログ ブラックミュージックへにほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
↑ブログランキングに参加中です。応援の意味で一日一回どれかクリックしていただくと嬉しいです。下の四つはボタンに書いてあるカテゴリの別ブログのリンク集に行けますよん。でもたまには帰ってきてね☆
         
Powered
無料ブログ作成サービス JUGEM