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2017.03.09 Thursday | by スポンサードリンク

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PRINCE - 20ten

2011.04.22 Friday | by garahebi
評価:
Prince
Daily Mirror
(2010-08-03)

2.6/5.0

兆しはあった。

前回リリースされた3枚セットのうち、ファンク路線をメインとしたMPLSoundでは、80年代を彷彿とさせるデジタル・ファンク路線に回帰していたし、ファンにもおおむね喜ばれていた。それを象徴するかのように、日本向けのリリースでは3枚のうちの1枚だけが商品化されたが、それがMPLSoundである。
それに加えて、前作と今作の間にStones ThrowレーベルからDam-Funkが、やはりあの頃のプリンスに影響を受けまくりのToeachizownをリリースしていた。他にももちろんプリンスの影響を受けた音楽はあっただろうが二枚組でどっさりとやってしまうあたりが強烈な印象だった。この手の音でまたやったとしても、ネガティブな捉えられ方をする心配がほとんどない環境が内外で整っていたと言える。いわゆる送り風が吹いていた状況だった。

さて、元はといえば海外では新聞のおまけとして付けられた無料のアルバム。Planet Earth以来の大胆な流通方式で、またも話題となった。だからだろうか、普段プリンスに興味の薄い層にも手に取ってもらうことを前提としたような配慮がされている。音的にはお馴染みのリンドラム、ペラペラしたシンセ、ほどほどメタリックなギターなど、誰もが共有している「プリンス的な」サウンドが、実に平易に提示されているのだが、同時に、聞かず嫌いを産む原因となりそうなエロティックな詞や長いギターソロ、金切声とも表現できる雄たけびなどは封印されている。曲の長さにしても、非常に「ポップ」だ。
つまり間口が広い作りであると同時に、プリンスのコアなファンのツボとなるようなポイントはそれぞれ薄められているのだ。でもまあ、タダ同然で配られるものであることは誰もが知っている。理解の出来る配慮だろう。しかし、日本では今回もこの試みは行われなかったため、日本のファンは各種輸入CD店が入荷するそれを他のアルバムと同じぐらいの値段で入手することになる。これによって日本国内においては薄味のモノを他のアルバム同様の値段で買ってしまったという印象を持つ人も出てくるだろう。

序盤の2曲は音的にはいわゆるプリンス的なものは散見できるものの、シングルなどにするほどのインパクトはない。どちらかというとプリンスの模倣作品を模倣したかのような刺激のなさすら感じる。詞も環境破壊に対する憂いや、人種は関係ないよ人類皆兄弟、とMichael JacksonBlack Or WhiteWe Are The Worldを盛ってしまったかのような一般人にはトゥー・マッチな内容。好みではない。(私はMJ曲でもこの手のものは普段好んで聴かない)。アーティストの宗教、信念やらそのものにつっこむつもりはないがその影響で面白くないものを作られるとそういったものが頭をよぎってしまう。

ようやく乗ってこれるのはその後の3.Future Soul Songからだろう。こちらもプリンス派のネオソウル系アーティストのサウンドに近いので新しさは感じないが、安定はしている。
このアルバムのハイライトはリズムギターの絶妙に絡められた4、5、6の流れ。繰り返されるフレーズが耳にザクザク入り込んできて非常に気持ちがいい。

正直いろいろ譲って序盤の8曲だけなら、小粒ながらもかなりうまくまとまったアルバムという印象で終われたのだ。が、殿下はそれをよしとしなかったらしい。締めにあたる部分で、前作のMPLSound同様、どうしようもなくダサいロックンロールを持ってきてしまったのだ。タイトルもEverybody Loves Me。これはどう考えてもネタでやってるとしか思えないんだがこれを聴いて誰が喜ぶのか…
さらに追い討ちをかけるドSな殿下は、60以上の無音トラックを連続で配置してもったいぶっておきながら、最後に、これまでほとんど登場しなくて安心していた、どれだけの年月を経てもアグネスの日本語ばりに初々しさを保ち続けるラップを盛り込み、しかもよせばいいのにタン・トゥイスティング式をちょっと意識したLay Downが収録されている。

前作のNo More Candy 4 Uは一曲我慢すればよかったが今回は2曲、しかもめんどくさい手順を踏ませてまでショボイもんを聴かせるとは…いや、それも含めてさすが!と渋谷陽一氏あたりはふざけて見せる余裕はあるのかもしれないが、そこまで悟りを開いていない自分はげんなりだ。

そんなわけで終盤の二つ以外は最大公約数的なまとまりを見せるまあまあ楽しめる作品と言える。でもまあまあレベルのものをプリンスには求める人なんていないでしょ?

1. Compassion
2. Endlessly Beginning
3. Future Soul Song
4. Sticky Like Glue
5. Lavaux
6. Act Of God
7. Walk In Sand
8. Sea Of Everything
9. Everybody Loves Me
77. Lay Down

2010年上半期の私的10曲、10枚など

2010.09.12 Sunday | by garahebi
*ええ?今さら上半期?…そうです。本当は7月の頭に書くつもりだった内容です。つまり対象は6月ごろまでに購入した作品となりますので、そのつもりでご覧になって下さい。m(__)m

過去記事: 
2009年総括: R&B編
2009年総括: Hip Hop編
2009年総括: R&B Free Downloads 3選

[Songs]

Janelle Monae - Tightrope
Erykah Badu - Jump Up In The Air (Stay There) feat. Lil’ Wayne
Mayer Hawthorne - Your Easy Lovin' Ain't Pleasin' Nothin'
B. Rossi & Jake Troth - Gems & Rubies
Meth, Ghost and Rae - Our Dreams
Jose James - Electro Magnetic
Maxwell - Cold
Raheem DeVaughn
- Bulletproof
Reflection Eternal - Back Again
Snoop Dogg - Gangsta Luv (Mayer Hawthorne G-Mix) 

+ Fuyumi Sakamoto - Mata Kimi Ni Koi Shiteru オリジナルを超えたカバー。 


[Albums]

Janelle Monae - The ArchAndroid


今年のうちにリアルタイムで体験しておかないと、同時代を生きる者として歴史的大事件を見逃すのと同じだよ、とまで言ってみたくなる。新世代のエンターテイナーによる、2010年を語るのには欠かせない1枚。
EPとして発売された前作Metropolisから続く作品群の、ど真ん中を流れるストーリーを理解するにはそのEPの一曲目、March Of The Wolfmastersで語られている内容を把握しておく必要がある。素っ頓狂な声色にウゲっと思ってスキップしちゃいけないんだよね^^;彼女の公式サイトには、ちゃんと各曲のリリックが載っているし試聴も出来るので一度はチェックしておくといいと思う。逆にそこを把握してしまえば、パッと聴きでは分かりにくいような歌われている内容やタイトルの意味などが少しずつ見えてくる。コンセプトのためにジャンルを軽々と飛び越えた曲が展開されるため、混乱するリスナーが出てくるのは当然だと思う。だが商業的な目的でのクロスオーバーなんかよりはずっと好感が持てる。クロスオーバーといえば、物語の補足のために映像集のDVDと小説も予定している模様。

それにしても、これこそ国内盤などでの解説が不可欠な、実に掘り下げどころの多い作品だと思うんだけどなぁ。どこも耳当たりだけがいいシンガーの売出しに現を抜かしている。あほくさ。

自作できて、歌えて踊れて革新性があるという意味で、James BrownからMichael Jacksonへと受け継がれたアフリカ系エンターテイナーの王座に次に座るのは、凡百のMJフォロワーなどではなく、伝統を引き継ぎつつも踏み均されていない荒れ地を進むJanelle Monaeだと思っている。演技もできるしね。



前作の時点でちゃんと向き合っていなかったから、彼女のやっていることのスケールの大きさ、凄まじさに気がついたのが今作からなのが非常に悔しいけど、まあ手遅れにはなっていないはず。そういう意味では、EPが出るよりもさらに早く、4年も前からチェックしていたcatchafire1980さんのアンテナ感度にはつくづく驚くばかりです…
→ ブログ[CATCH A FIRE]より「気になっている人


Raheem DeVaughn - Love & War The Masterpiece

マーヴィン・ゲイ路線炸裂。ムードよし声よし。ケニー・ドープの統一感のあるプロダクションも素晴らしい。年間でも総合一位最有力候補。大好きです。これまでの作品もちゃんと聴いてきたつもりなんだけどなぁ。大化けした印象。できれば2枚組みの方で出来る限り長くその世界に浸っておきたい。
そしてこれも国内盤なし。アホですかと。

Freeway & Jake One - Stimulus Package

ヒップホップ部門では現在1位。Jake Oneの紡ぎ出す音はやはり彼のソロ作品の感触に近い、ややレトロ風味なのでそこが好みの分かれどころか。ともあれFreewayにとっての最高傑作なのは間違いない。彼の声に熱いものを感じることができるなら安心して買えるはず。
所有欲を刺激しまくる、お財布を模したパッケージのトータルデザインもたまらない。

これはCDで買うべき。Rhymesayersはここらへんが本当にうまい。デジタル時代にきちんとCDで買う理由を付けてくれてありがとう、と言う他ない。できれば保存用でもう一個欲しいなぁ…

上の三枚は2010年度の一年を振り返ってもトップ10には確実に残るはず。ここから下のは聴きこみ次第でいろいろ入れ替わるかもしれないのでタイトルだけで。

Sade - Soldier of love: 
Erykah Badu - New Amerykah Part Two (Return of the Ankh)
Jose James - BLACKMAGIC
Reflection Eternal - Revolution Per Minute
Meth, Ghost And Rae - Wu-Massaccre
Trombone Shorty - Buckatown
Slash - Slash

次点5枚(こちらもまだ上に上がるかもしれません)
Usher - Raymond v Raymond
Drake - Thank Me Later
Nas & Damian - Distant Relatives
Leela James - My Soul
Traincha - Never Can Say Goodbye


<09年に買い逃していた良盤>
P.O.S. - Never Better 
昨年のランクでいえばトップ3に入る。ロックとヒップホップの融合云々の一つの答え。実は曲数が多いデジタルで先に買っていたんだけど内容のあまりの素晴らしさからCDで欲しくなった。さらに下の動画を見ていただくと分かるとおり、パッケージ、アートワークのアイディアも素晴らしい。Rhymesayersはここらへんが(略)

AG & OC - Oasis 
ベテランタッグによる安定の一枚。彼らの名前にすぐに反応できる人は安心できる出来。
R. Kelly - Untitled 
また寿命を延ばした怪物。もう好きなように好きなだけやってください。


<今のところ残念な印象の3枚>
B.o.B - The Adventure of Bobby Ray
DJ Khaled - Victory
Jason Derulo - Jason Derulo

特にB.o.Bに関して言えば、新人の作品なのに何の危うさもフレッシュさもスリルも感じなかったっていう意味では本当にガッカリ。煽りがデカかった分の失望もある。
3枚に共通するのは商品っぽさかな。


<アルバムデビュー直前?注目の新人>
[R&B]
Purple Reign: Darkchildが手がける女性R&Bグループ。youtubeに、ミックステープ的に他のアーティストの曲をカバーして歌っている動画がたくさんあるので見ていただきたい。結構歌える上にお茶目。また別の機会にご紹介しなおします。

Aion Clarke
: 男性シンガー。Brian Michael Coxが後見人。こちらも別エントリで改めてご紹介したいです。

Dondria
: Jermaine Dupriが…ってもうアルバム出ちゃったね。orz
アルバムの前に発表されていたDondria Duetsなるミックステープで歌えることは分かっていたけどあそこまでいい作品を出してくれるとは思っていなかった。巷で言われているようにビヨンセに声質は似ているが音楽的に宇宙人的な方に行ってしまっている本家よりも、地に足の着いたR&B作品をリリースしてくれたのが何より好感度が高い。広報チームが頑張りすぎていてアルファベットのつぶやきにいちいち絡んでくるのがめんどくさいので、twitter上では勝手に「ドンちゃん」と呼んでおります(笑)

[Pop]
Jake Troth: 昨年ご紹介したAlex Gooseが手がける男性ポップシンガー。彼については何度かご紹介しているのでそちらをご覧いただきたい。思えば大人が聞けるポップスをこなせる男性シンガーってイマイチ思い浮かばないので期待してしまうんです。

関連記事
Jake Troth - Material Things
・Jake Troth - Material Things (Acoustic Mansion)
・B. Rossi & Jake Troth - Gems & Rubies

KARA'S FLOWERS / The Fourth World

2009.09.17 Thursday | by garahebi
評価:
Kara's Flowers
Warner Bros / Wea
(1997-08-19)

2.4/5.0

Maroon 5
の前身バンド…ですがやっぱり今のスタイルとはかけ離れた別物だったんですね。まあ、手にとって裏返すと近年のAdamの言葉でそのことは説明してあるんですけど。

なんだかシングルになった冒頭のSoap DiscoからMentosのCMで流れてそうなポジティブ&サワヤーカ路線で、M5が持つファンクやヒップホップの影響がほとんど感じられないんですよ。どうやらそういったものとの出会いの前(AdamJesseがNYの大学に入る前)の作品だったみたいなんで仕方ないんだろうけど。
あとこの頃はJames加入前で、現在はキーボードをやってるJesseがまだギターだったから、鍵盤系の音も入ってこないので、余計に今のM5らしさが薄いのかも。メロディーにこそ、ちらほらM5っぽさも漂いますけど本当にそれもうっすいです。聴きやすいのかもしれないけどあまり自分の中には残る感じはなかったかも。

そんなわけで、Adamの声が聞ければなんでもいい!というコアなM5ファンや、いわゆるパワーポップといわれるジャンルが好きな人向けといった感じです。

俺はその手のジャンルはあまり聴かないせいなのか、ちょっと合わなかったです^^;
現在、国内盤は廃盤になっていますがそちらにはボーナストラックが一曲あるようです。

1. Soap Disco
2. Future Kid
3. Myself
4. Oliver
5. The Never Saga
6. Loving The Small Time
7. To Her With Love
8. Sleepy Windbreaker
9. Pantry Queen
10. My Ocean Blue
11. Captain Splendid

EN VOGUE / Funky Divas Remixes

2009.07.14 Tuesday | by garahebi


2.3
/5.0

結論から言えばどれもオリジナルに匹敵するほどの魅力は感じられないバージョンがほとんど。ファン必携とかでもないので、もし興味と機会があったら手にとるのもあり、ぐらいのオススメ度。



1はイントロからRay Luvとかいう人のラップが入るけどお世辞にもカッコいいとはいえない。ギターが省かれているので押しも弱い。

2は例のブレイクのアカペラから入って期待させるんだけど、結局オリジナルの音源を元にいくらかいじっただけの感じで大胆さはないです。ちょっとだけLiesHold Onの音源も使ってます。あと申し訳程度にBob James Take Me To The Mardi Grasも織り込んでるけど、基本的にはネタ連打型のアレンジ。サビの「のゆねばごなげり」をいじって「ねばねばねばねばねばごなげり」っとか、一瞬語感で笑わせてくれるんだけど別にリミックスに笑いは求めてないしなぁ。^^;

3はムードたっぷりだけどビートレスなので、ある程度の刺激を求める人にはそんなに楽しめないかも。ただこの曲のオリジナルのイントロでのやりとりを憶えている人はリミックスを手がけたのがKevinというファーストネームの人物(Kevin Dean)であることにニヤリとするかもしれない。偶然なのかな?ややマニアックな情報としては低音部分がSWVRight HereUK Back To Black Mixにけっこう似ています。

4はパッと聴いた限りではオリジナルと変わらない。

5もオリジナルの音源をちょっといじったぐらい。だったらオリジナルを聴きますよ。

6はHip Hopなんて言葉が入っているけどダンスホールレゲエのDJが煽っているのが目立つぐらいでヒップホップ的な音はそんなに期待しない方がいいです。

唯一オッと思ったのは最後の7。ロック色が濃いオリジナルと比べるとR&B度が高いので聴きやすい。オリジナルのギターやドラムスの音がやかましく感じる人向けかも。

ほんとによっぽどのファンでもないとあまり楽しめないと思うので慎重な判断を。

1. Free Your Mind (Theo's Rec and Wreck Edit)
2. My Lovin' (Hyperadio)
3. Give It Up, Turn It Loose (Kevin's Jazz Mix)
4. Giving Him Something He Can Feel (Edit)
5. My Lovin' (Extended Edit)
6. Give It Up, Turn It Loose (Welcome to the Ghetto Hip Hop Edit)
7. Free Your Mind (Jame's Remix Edit)

EN VOGUE - Funky Divas

2009.07.06 Monday | by garahebi
評価:
En Vogue
East/West Records
(1992-03-23)

4.9/5.0

楽屋口でのおしゃべりから、ショウをイメージした呼び込みで始まるThis Is Your Lifeで幕が開け、神への感謝のPrayerで締めくくる、というきっちりとした展開をするアルバム。タイトルどおりにfunkyなだけでなく妖しくて品もあるという大人の女性のスタンスで、正統派のコーラスグループが(当時の)流行モードに乗っていかに勝負すべきかを示した雛形的作品。

なんといってもMy Lovin' (You're Never Gonna Get It)が本当に素晴らしい。
当時の最先端モードだったヒップホップソウル(Hold Onに続いてThe Payback使い)にレトロなコーラススタイルという組み合わせもまさしく温故知新といった感じでユニーク。PVをみると、ファッションとかバーを使ったポーズのとり方とかビジュアル的に今のPCDCiaraやらが影響を受けているんだろうなあというポイントがそこかしこに見られます。*
そして"Now it's time for breakdown"というMCに導かれるブレイクでのアカペラ部分。音だけでも美しいんですが四人の顔を順にスイッチしながら映してハーモニーを強調する演出は新鮮ではないかもしれないけど本当にカッコいい。

Free Your Mindはロックっぽいテイストのファンク、と個人的には認識。タイトル、サビ共にFunkadelicFree Your Mind and Your Ass Will Followを連想させます。(音も内容も全然違うけど…)「あたしたちのルックスだけで判断しないで」という人種を含めたステレオタイプな枠に当てはめられることを嫌うメッセージがメインですが、ユニバーサルな意味合いでもサビ前の
before you can read me, you've got to learn how to see me!
というフレーズが本当に強烈な印象。readもseeも目で行う動作ながら意味合いはものすごくmind寄りなんですよね。駆け引きよりもまず理解を、ってところでしょうか。

あと俺がAretha FranklinCurtis Mayfieldを聴くきっかけになったのもこのアルバムで、Giving Him Something He Can FeelHooked On Your LoveCurtis作、Aretha歌唱の曲のカバー。いずれもオリジナルはSparkleというアルバムに収録されています。面白いのはいずれもEV版の方がリードがオーソドックスな歌い方で、Arethaの方がアレンジしているような崩し方になっていること。この逆転っぽい感じはLove's In NeedにおけるStevie WonderBlackstreetの関係に似ていて面白いです。機会があれば聴き比べてみてください。

ついでに言えばHip Hop Loverで聞かれる「なななーなな、なーなな、なーなー♪」もAretha版のSpanish Harlemから拝借しているような。なにしろオリジナルのBen E King版にはないフレーズなんです。Arethaのフレーズにさらに元ネタがあるかは不明なので断言はしないでおきます。(弱腰)
詞ではHip Hop好き男子に「キミって若すぎるのよね」(「君」ではなく「キミ」を希望)と言ってますがおかげで俺の中でEn Vogueはすっかりお姉さんキャラとなりました。

Give It Up, Turn It LooseJBの曲を思い起こさせるようなタイトルですがこれはオリジナル。(ビートこそImpeach The Presidentだけど)終わった恋の後のステキな励ましソングとでもいうべきでしょうか。これは日本でもかなり人気の高いナンバーですよね。(でもイントロのスキット的なものは二回目以降のリスニングを考えると本編と切り離してもらうと便利な気もする)

他のオリジナルで気に入ってるのはLove Don't Love You。当初こそ聴き流し気味でしたがこの曲でもやはりサビ前の展開がだんだん好きになってきて印象が変わっていきました。イントロで聞こえるサンプリングされたホーンのフレーズがサビでズレ気味に入ってくるのも聴くごとにクセになっていく。

思い出の一枚なので当たり前のように満点!としたいところですが今聴くとやっぱり型にハマりすぎたラップが古臭く感じてしまうIt Ain't over Till the Fat Lady Singsと、最後の最後でケーハクな感じを残すWhat Is Loveがそんなに好きになれないので上のスコアとなりました。

1. This Is Your Life
2. My Lovin' (You're Never Gonna Get It)
3. Hip Hop Lover
4. Free Your Mind
5. Desire
6. Giving Him Something He Can Feel
7. It Ain't over Till the Fat Lady Sings
8. Give It up, Turn It Loose
9. Yesterday
10. Hooked on Your Love
11. Love Don't Love You
12. What Is Love
13. Thanks (Prayer)

*謎の全身ノッペリ男をみると今はこっちを思い出してしまう…アホな連想ですみません。

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