LDH三作のレビュー完了。

2009.01.20 Tuesday | by garahebi
いやー、ずっと未完のままにしていた特集を一応終えることが出来ました。
これで胸のつかえがとれた感じですね。自己満足万歳。

あとは奥さんが出す出すといっていたライブ盤がずっと出ないままなのが
気になりますね。myspaceのページの更新も止まりっぱなしだし。

お断りしておくとこの特集やったけど正直なところUK側のソウル、R&Bは
たくさん聴いていないので得意な方じゃないんですよね。US寄りの音のものを
なんとなく聴くことがあるぐらいで。

ついでに断っておくとD'Angeloは大好きなアーティストです。
以前扱ったベスト盤そっくりなものをCD-Rで二回ほど作ってたぐらい長年
新作待ち続けてますし。客演曲だっていろんなサントラ買ってまで集めてました。
ただリンデン扱うとどうしても触れないのも不自然だったのでイヤイヤの
無理やりで比較してみただけです。そのうちDさんのも書きますが
しばらくこの手の音ばかり通勤、帰宅途中、帰宅後に聴いていたんでw
次は違う方面のを取り上げます。

LYNDEN DAVID HALL / Medicine 4 My Pain

2009.01.20 Tuesday | by garahebi

評価:
Lynden David Hall
EMI
¥ 743
(1999-01-13)
メディシン・4・マイ・ペイン
4.7/5.0

パッと聴いた感じの声質やBob Powerをはじめとした製作メンバーが
近いことからD'Angeloと比較される原因となった1st Album。
あらゆる呪縛が始まった作品。でも結局縛られているのは本人ではなく
リスナーであり、メディアだった。とかなんとか。

当時はよくDへのUKからの回答みたいな言葉で表現されていたようですが、
実際のところはレーベルとの契約もアルバムの製作開始も、比較対照となる
D
とは時期がさほど変わらず、Brown Sugarを聴いてから作ったわけでも
なかった。ちっとも「回答」なんかじゃない、と。それどころか本作のいくつかは
91年に書いた曲だとか。(2ndの国内盤ライナーより)
ただ本人も認めるように、聴いて育った音楽の種類などもD
かなり似通っているのでスタイルが近くなってしまっただけってことで。

まあ他のアルバムのレビューでも何度か言及していますが、曲のメロディの
立ちっぷりやヴォーカリストとしての声質の艶っぽささはLDHの方が上でしょう。
Dはバックコーラスでファルセットをより多用するような。この辺は別の機会で。

バックの演奏にしても使用されている楽器の種類が豊富。特にギターの使用率が
高く、そこかしこでカッティングのフレーズが入ってくるのが大きな違い。
また、drumsの鳴り方もBrown Sugarのようにあからさまなhip hopの影響を
感じさせることはほとんどないです。Yellow In Blueのパターンはそれっぽいけど。
全体的にプログラミングされてる感が薄いのが特徴でしょうかね。

ずば抜けていいって曲があるというよりはどの曲のレベルも高いと思います。
そんなわけで、シングルになった曲となっていない曲の出来がそんなに差が
あるわけじゃなく、むしろシングル化の際にリミックスが加わることでようやく
差別化がなされたような。リミックスのいくつかは、国内盤および輸入盤の
リイシューのボーナストラックで聴けたりします。特にDo I Qualify?
Redman参加のDef Squad Mix他、どれも聴き応えあり。

曲としてのベストはやっぱりシングルにもなったSexy Cinderellaでしょう。
"it's almost midnight〜♪"のあたりの裏返し方とかもう本当にセクスィー。
ベースでMe'Shell Ndegeocelloが参加。非シングルだとLivin' The Lie
どちらもベースが効きまくりなんですよねー♫

JUGEMテーマ:音楽

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追)この作品ももはや輸入版のみと思われます。
それも上の写真のジャケットの出しなおし盤だけでしょう。
確か曲数はこっちが多いのでこの写真を目当てにお求めくださいな。

LYNDEN DAVID HALL / The Other Side

2009.01.18 Sunday | by garahebi

評価:
Lynden David Hall
BMG International
¥ 717
(2000-04-29)
コメント:アーティスト像の確立。到達点。
4.8/5.0

D'Angeloっぽいなんてもう言わさん!

…とばかりに前作を覆っていた夜っぽさの排除された、午後の日差しが
感じられるようなacousticギター中心の音が印象的。
ブックレットが昼の写真ばかりだから、ってだけじゃないでしょう。
たぶん。Bob Power参加も1曲に留まっています。

もちろんトラックの変化ぐらいで揺るがないメロディを書ける人なもんだから
一本調子になるところまでいかないのが素晴らしい。
手がける人間や音、歌唱法やゲストなどによって曲の印象が左右される
印象のDとの差は、根幹となる曲がしっかりしているところでしょう。
(どちらがいいとかいう話でもないんだけれど。

ジャンル云々じゃなくいい曲が揃っていて、外側の小難しい知識など要らずに
ただただ楽しめるので敷居は高くないです。

まあ親父嫌悪の一曲目を初めとして、「彼女浮気してたけど、ま、いいか」な
シングル曲、Sleeping With Victorと、それと反対に独占願望の強い
U Let Him Have Uなど、詞はいろんな意味で考えさせられます。

個人的なお気に入りは14曲目のAre We Still Cool
アルバムの実質的な締めの曲で、音にしてもCoolというフレーズにしても
唯一前作の雰囲気を引き継いだ、とってもDな感触なんだけど(えー)
こりゃぁマジでクール!…って、前半の論調はなんだったんだw

時代も場所も選ばないといえば聞こえはいいけど、旬の音も入れて
売っとかなきゃ困るってことで?国内盤にもボーナストラックで収録されている
先行シングルForgive MeのリミックスはD-Influenceが、2ndシングルの
Sleeping With VictorDJ Spinnaらが手がけ、丁寧に現代(当時の)の
音への橋渡しをしています。

(2006/05/25のエントリーの再録)
国内盤はもう生産していないかも。うわーん。
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LYNDEN DAVID HALL / In Between Jobs

2009.01.16 Friday | by garahebi

評価:
リンデン・デイヴィッド・ホール
Pヴァインレコード
¥ 1,820
(2005-05-20)
コメント:セクシーな歌声が堪能できる一枚。
4.5/5.0

癌の一種である悪性のリンパ腫の闘病中に作り上げたという5年ぶりの作品。
所属していたレーベルが閉じてしまったことでメジャー配給ではなくなりました。
それでも国内盤として歌詞・対訳・解説付でしっかりリリースしたPヴァインは
まさに良心。音の方も全然心配ナシ。ブックレットが薄いとか気にしちゃダメ。

よくぞ帰ってきてくれました。相変わらずセクシーな歌声です。
むやみに出すことはないが、ここぞとばかりに繰り出すあのファルセットも
もちろん聴くことが出来ますよ。

とはいえ前作までのあーイイ曲だなぁと思える瞬間はやや減ったと思います。
それでも余裕で水準以上だったりするんですが。

全体的なトーンはやや1st寄りの夜っぽさが漂う。2ndで垣間見えた
陽当たり良好感が感じられるとすればStay FaithfulStill Here With You
ぐらいでしょうか。ちなみに第一弾シングルはそのStay FairhfulDay Offで、
両A面扱い。生演奏中心ながらビートはしっかり立っているのでダレることもなし。
そういった意味では今回の音は結構カッチリな作りなんです。

テーマとしてはほとんどが女性にベイビー、と語りかけるラブソングですが、
アルバムの発売に先駆け、新進レーベルであるRandom Recordsの
お披露目盤やライブで披露されていたPimps, Playa's And Hustlersや、
Eventually
では社会や政治に目を向けたメッセージが込められた新機軸。
今の職業から抜けだしたい男の心情を歌った表題曲も、ホーンこそ賑やかに
鳴っているものの、詞には悲哀溢れる変なリアリティがあって、(苦笑するか
笑い飛ばせるかは別として)出来れば目を通しておくべきでしょう。

ちなみに"In Between Jobs"という表現ですが、曲の中では一人の男が
今の職業と次の(まともな)職につくまでの間、という意味のようですが、
謝辞欄を見るとレーベルに対して、「前作からこのアルバムが出来るまでの間」
見守ってくれてありがとう、といった感じで、もじって使ってますね。

ただ心配なのがブックレットには集中治療室で今もお世話になっている医師や
看護婦に対しても感謝の言葉があることで、この作品をLyndenがどれだけ
シビアな状況下で作りあげたかがうかがえます。これじゃ曲数少ないとか
うかつに書けませんよね。まあ書いちゃってるけど。

(2006/03/25のエントリの再録。できれば今回は続きも読んでみてください。)
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