スポンサーサイト

2017.03.09 Thursday | by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


Bo Saris "Gold"

2015.04.19 Sunday | by garahebi
評価:
Bo Saris
Imports
(2014-07-22)

ロンドン在住のオランダ人R&Bシンガー。
ファルセットでの節回しなどからCurtis Mayfieldあたりを影響元として推測してしまうのだけど、地声の方は似ていない。そっちで自分が真っ先に連想したのはAllen Stone。独特のハスキーさが前に出ながらも青さが残る、不思議な魅力を持つ声だ。そこにセクシーさを感じる人もいるかもしれない。
アルバム収録曲でいえば、たとえば以前はフリーでダウンロード出来ていたTenderなどはファルセットのコントロールもよく、これがライブでもできるなら相当な器ではないかと思う。


と、思ったらこういう映像↓も今はあるのね。うむ、良い。


音としてはやはり比較されることもあるであろうRobin ThickeSomething Elseのような、ほどよいレトロ感がありとっつきやすい。そして自ら全曲作曲している楽曲も、ラジオ受けしてバカ売れするほどのインパクトのあるものこそないが、どれも破たんなく嫌みなくで好感が持てる。



本人以外のクレジットではなんといってもA Touch Of JazzAndre Harrisの名前がまず目を引く。実は、このアルバムを手に取ってから実際にレジに持っていくまでに、ジャケットに印刷された彼の名前は大いに貢献した。買い物に慎重すぎるきらいのある自分としては珍しく、一曲も試聴せずに購入したのも、このAndre Harrisの名の持つ信頼感からだろう。そして個人的にはこのアルバムは大当たりだった。
いざ開封して聞き始めてあれ?と気になってからブックレットを開き、目に飛び込んできて納得した名前としては、5曲でドラマーとして起用されているChris "Daddy" Dave。音、声、曲と平均点が総じて高いこのアルバムの中にあって、特に1曲、おっと思わされたほど勢いのあるのがShoesという曲なんですが、これもChris Daveが叩いている。自らがリーダーを務めるライブ・パフォーマンスではリード・ドラマーとでも呼びたくなるほどの存在感を発揮する鬼才だが、もちろんレコード上ではプロらしく脇役に徹する。それでも彼が叩く曲の耳当たりの感触はどこか違う。やはりこの人は1音ごとの配置、鳴りによってもたらされる気持ちよさのツボというのを本当に心得てるなぁと改めて感じさせられてしまった。
あとついでというわけでもないけどバックコーラスで2曲だけですがRyan Tobyも参加しているのは結構嬉しいところですかね。

4.4/5.0

全曲試聴はこちらでできます。(再生後に曲名をクリックすればお目当ての曲が再生されるようです)



---------------
今作で初めて耳にすることが出来たシンガーだけど、アルバムをまず1周して、疑問に思ったり萎える瞬間が皆無だったのはうれしい驚きだった。今やトラックリストにあふれることも珍しいfeaturingの文字が全くないのもよい。そんなわけで、これからの動向と同じぐらい過去の作品も気になる人となりました。
そうそう、スタジオアルバムとしてはこれで通算4枚目だそう。
10年ほど前のオーディション番組(American Idolの母国版)Netherlands Idolからのし上がり、ファーストネームだけにしたBoris名義で過去に3枚も既に出しているわけで、全然ポッと出の新人ではないんですわ。(これは調べれば数分でわかることであり、デビュー作とかポップに書いてるレコ屋の人とか適当すぎでは?)
そんなわけで、まずは前作から…と探してみたけど日本ではフィジカルはおろかデジタルですら現在は入手困難な模様。当時のPVやライブ映像などはyoutube等で試聴できるのが一応の救いだけど、やはり音源は欲しい。ということで、彼の母国のコレクターから取り寄せることにした。こんなの↓聞いたら今から届くのが待ち遠しくてしょうがないのですよ。



Diggs Duke "Offering For Anxious"

2014.04.14 Monday | by garahebi
Diggs Duke。

Giles Peterson
Brownswood Recordingsが送り出すアーティスト、というだけで期待値が上がる人もいると思いますが、実際かなり将来的に楽しみなセンスの持ち主であることは間違いないです。客演やEPを小出しにしてきた中でようやくアルバムという形式でリリースされた作品ですが、2年前に既発のMass Exodus Volume1というEPに新曲が加わった構成だったりするので、まだまだプレビューといった感はぬぐえないかな。
歌声の感触としてはD'AngeloDweleあたりを彷彿とさせる繊細なコーラスの重ね方をしたアレンジが特徴で、ここらへんは本当に見事。楽器も複数操り、インストのみのEPだって出している。裏方としても相当期待ができる人だ。
ただ気になるのは--これはEPの頃からの傾向なのだけど--曲のランニングタイムの短さ。短いのにいわゆる「ラジオで流れる曲の教科書通りの構成」とはかけ離れたつくりなので、出口が開きっぱなしのまま終わっているような印象でもどかしい。どこかそのセンス一本で作り上げた雰囲気の良さに飲み込まれているような気にすらなる。実際に聞いている間は本当に心地いいのだけど後から思い返した時にもやもやする。
早くも次のアルバムを制作中ということなので、今度はそれなりに形のある曲を聞かせてほしいと期待している。声も演奏も本当に好みなので。

ちなみにこの作品、アナログかデジタル配信のみという極端な形式になっているので注意。
なんとTower Records限定でCDの発売が決定。しかも3/28に発売されるZara McFarlaneの最新EP収録のリミックスがボーナストラックで収録される模様。参ったな…

3.9/5.0



こういう動画を見ると間違いなくこれからもっと注目を浴びるべきタレントであることは分かりますよね。

他のアーティスト同様、Gilesさんが日本に連れてきてくれるよう期待しています。


Caroline Lacaze - En Route

2013.05.29 Wednesday | by garahebi
評価:
Caroline Lacaze
Legere
(2013-04-12)

4.5/5.0

昨年Allen Stoneを知るきっかけとなったのと同じお店の試聴機で出会った盤。
主役のCaroline LacazeさんはもともとThe Mighty Mocambosのアルバムにヴォーカリストとして参加しており、このアルバムから先行して7インチで発売されていたシングルのL'etrangeの時点でもレコードで買うリスナーやDJの方たちの間でちょっとした話題になっていたようなのですがその頃は知りませんでした…

ドイツのレーベル発で歌はフランス語。歌ってる内容が分からないのがちょっと悲しいですが、それでも今年度の歌ものでもトップ10に入ってくるぐらいに好み。

演奏と歌のバランスが非常にいい。

主役であるCarolineの歌声はというと、ジャケのイメージから受けるようなスター女優的なつんと澄ましたような表情と、洒脱なところを併せ持っており、決して熱くなりすぎることはない。演奏のヴィンテージ感と相まって、それこそまだ「サントラ」が文字通りのサウンドトラック盤であった頃の、古い映画のサントラだと聞かされても信じてしまいそうな風情を備えている。

The Mighty Mocambosのメンバーと思しきメンツ(一応The Mocambo Electric Sound Orchestraに名義を変えている)による演奏にはスキがない。かなり感触がブレイクビーツ的というか、どこかからサンプリングしたものを聞いているかのようなタイトさだ。このアルバムでの演奏自体を将来的に誰かがサンプリングして使っても不思議ではない。
順序が逆なのだけど、このアルバムの音にひととおり興奮してThe Mighty Mocambosのアルバムも慌てて購入し、聞いてみたのだが、アフリカ・バンバータらを招いたりThe Messageの新解釈のような曲を収録しているにも関わらず、その印象はファンクバンドの枠からはみ出すものではなく(コレはコレで好きなのだが)、Carolineのアルバムの方がよっぽどヒップホップ寄りの音になっている。ここでは歌を邪魔しないようにということなのか、特にドラムスの残響部分が押さえられているように聞こえ、そこにホーン・セクションやらオルガンやらリズム・ギターの音がザクザクと絡み、Carolineの歌声と合わさるとやたらと気持ちいい。

ちなみに真ん中の辺りにあるRoad Stopではほぼ全編インストでたまにCarolineがちょろっと声を挟む程度(だがかなり芝居がかっている)、また、最後の曲に至っては思い切りInstrumental。つまりシンガーがど真ん中にいるのは全12曲中10曲だけ。このサイズが実に絶妙で、あまり多彩ではない歌唱表現であっても一本調子には聞こえないし、重くない。もう一周ぐらい聞いてもいいかなと思えるような、心地のよい軽さだったりする。

Joy Denalane
の昨年(一昨年)の作品のように英語版が出るかMocambosの演奏のみのインスト盤が出たりすればなお嬉しいのだけど、とにかくこのアルバムとは長く付き合えそうな予感がしている。

↓Album snippet



2年前のライブ映像

CD収納: コアデのクリアハードスリーブ

2012.10.28 Sunday | by garahebi
(source: COADE

フィジカル(非デジタル)でのパッケージを切り捨てきれない音楽好きにとって、CDの収納というのは付き合いの長い悩みの種ですよね。私の場合は、特にそのジュエルケースが何の変哲もないものであれば、収納スペースの確保のためにタワーレコードなどで売っているナガオカのソフトケースなどに移し替えたりしています。

と、ここまではよくあるお話。
まったく同じでなくても似たようなことをやってる人は結構いると思います。

で、今回の話題は、どうしてもこのCDはソフトケースに入れ替えたくないなぁという、ややレアなケースについて。(ケースの話題だけに)

例えば下の写真の上半分に写っているアルバムのように一般的なジュエルケース(表と裏がプラスチック製のケースのこと)の形状であっても、CDが収まるトレイの部分の色が独特なカラーリングだったり、あるいは写真の下半分に並んだアルバムのように表面のデザインが特殊だったりして、おいそれとは手放しにくい場合、ケース全体を保護するためにどうしていますか?

従来であれば、袋型の薄いカバーをつけて気休め程度の保護をするだけでした。防げるのは表面のスレとかぐらいですかね。まだちょっと心もとない。

前からもうちょいカッツリ保護できる手段はないものかと考えてはいたのですが
最近になってふとしたタイミングで見かけ、衝動買いしたものがあります。

コアデ社のクリアハードスリーブ。

その名の通り硬めのスリーブケースで、ごく一般的な厚みのジュエルケースのものであればかなりピッタリとフィットします。輸入盤でたまにある、もとから紙製のスリーブケースがついているものに関してはそれを付けたままさらにこれを被せることが出来ない、ということで、そのサイズのピッタリっぷりが想像していただけると思います。

装着例
(一箇所だけ取り出しに便利な様に半円型にくりぬかれている部分があり、普通は
裏側にくるように装着するでしょうけど今回は分かりやすくするためあえて表にしてます)

透明度に関してはめっちゃクリア!とまでは言えませんがこんなもんかな、とそう文句も言えないぐらいのレベル。正直なところサイトに使用例として提唱される店舗などでのディスプレイ用途よりもあくまで個人の部屋で飾るぐらいでしょうか。まあやはり最大の目的は保護でしょうね。
もちろん、まだ登場したばかりですし、これからマイナーチェンジも繰り返されるかもしれませんが、とりあえずで試してみるのも悪くないと思います。

難点は、実店舗だとタワーレコードやHMVといった大型のレコード店ではあまり扱われておらず、現時点で入手しやすいのがアニメイトゲーマーズといった、アニメやゲームが大好きな人たち向けのお店であること。
そう、実はこのコアデという会社は社名(COADE)からしてComic Anime Designの複合語で、まさにそっちのニーズを拾った商品を扱う会社なんですね。そんなわけでこのハードスリーブ以外にも、音楽ファンや映画ファンでCDやDVDの収納に関して、こういうサイズのがあったらいいのになと思えるような、細かいバリエーションの収納関連グッズのラインナップが豊富なんです。さすがはフィジカル・リリースの売り上げが衰退しない世界の専門というべきでしょうか。

ただこういったお店が近所にはない、とか、あるいはあったとしても、趣味の違う世界のお店なので入りにくい、という人も多いはずですよね。
もちろん楽天経由などでネット通販も可能なのです。
が、これを例えばCDを目立つ所に置くために買う人であれば、出来れば買う前に現物を手にとって、店員の方が陳列した際などについたスレなどがなさそうなのをなるべく選びたいですよね。実際、今回お試しのつもりで買ったものは、正面と裏面は問題ないんですが上下のいわゆるマチの部分にはちょいと擦れたような跡がついてました。:-(

そんなわけで、出来れば一般的なCDショップの方でもこの手のものをもっと扱ってほしいなあと思った次第です。ショップの中の人のみなさま、こういったものの充実した店舗ってのはフィジカルで購入するお客さんにとって印象が良く、リピート率も上がるのではないでしょうか?ぜひ、ご検討を!

MIRIMAGE / No Holding Back

2012.05.31 Thursday | by garahebi

---------------------------------------------
MirImageをご存知ですか?

いいえ→ 参考までに来歴やフリー音源の紹介記事をどうぞ。 

    →「2012年、ブレイクなるかMirImage。」
はい
 ↓ ------------------------------------------

これまでフリーで曲やアルバムを発表してきていたR&Bデュオが、商業ベースのものとしては初めてリリースしたフル・アルバム。その意気込みは不退転の決意を込めたようなタイトルに表れている。

…が、レコードやCDといったフィジカル・フォーマットでのリリースが基本的にはない上に、発表済みの曲も数曲あるため、一から作り上げたアルバムが登場、という印象は希薄。*1
それでもやはり楽曲単位で見ればどれも完成度は高い。作詞/作曲/アレンジ/プロデュースすべて自分たちで(きれいに分業しているのだが)やっているのに年齢はといえば、まだハタチそこそこ。
このアルバムを聞いて、そのことのすごさに改めて気づかされた。

アルバムのムードに関していえば、先行シングルとなっていたSweet LoveAloneのようなバラッドが基調となっており、これまで彼らの活動を追ってきた人には安心して聞けるものとなっている。

また、以前単曲で発表済みだった曲のうちの一つ、Bragが、アルバムの他の楽曲と並ぶことでシンセの音色によるクールな味付けと低音がかなり際立つ結果となっているのが興味深い。特にアレンジが変更されているわけでもないのに単体で聴いていたころとは聞こえ方が明らかに変わった。そういう意味でも並びって大事ですね。

他にもちょっと毛色が変わったもの、たとえばハーモニーが徹底されたOur Summer Loveのようなさわやかな曲もアクセントとして入ってはいるのだけれど、以前フリーで発表していたアルバム、Grown Sexy Classicと比べてしまうと、(曲数が絞られている分もあるのだろうけど)やや音のバリエーションに乏しい感もある。それをトーンに統一感がある、と言い換えてもいいのだけれど。

それでも歌詞に注目すれば、Aloneのような、ピュアでものすごくロマンティックが止まらない(?)ようなものもあれば、Sex Super Star(この言葉選びのセンスはNextに通じるか)のようにR&Bの裏定番とも言える、妙な方向に振り切れたセクシー路線までもがしっかり押さえてあり、やはりあの頃のR&Bグループのアルバムに求める何かが、聞く人ごとにそれぞれ見出せるはずだ。*2

確かに即座に広範囲での大ブレイクを約束してくれるような、いわゆるヒットポテンシャルの高い曲があるわけではないけれど、これまでの活動を通して築き上げてきたファンの信頼を決して裏切らない、良質のR&B作品となっている。
繰り返しになってしまうけど曲が粒ぞろいのため、なかなか一曲だけをここから選ぶのは難しい。それでもあえて、今回のリリースにより新規で聴けた曲の中から選ぶとしたら、アルバムのラストを飾るChanged My Lifeが一番気に入っている。曲も詞も音もハーモニーも美しい。


まだ彼らの二人旅は始まったばかり。今は商業ベースの場でもこれまで通りにやりたいことを
ちゃんと表現できるかどうかが大事な時期なのかもしれない。

そういう意味では歌ものながら付いてしまったParental Advisory表示、あるいは数曲の曲名の後にある[Explicit]という表記とどう折り合いをつけるのか、これから見守っていきたい。その対象が、セクシャルな単語などではなく、Nワードや4文字言葉といった、その気になれば避けることもできるはずのものなので、どうしてもこの言葉でなければ、というぐらい強いこだわりがなければ使わないことも検討出来ると思うのだが…
細かい点だがこういったことがリスナーの層を拡大するにあたっては、今後決して小さくない足かせになるはず。そこだけがどうしても引っかかってしまった。

さて、ちょっと前の記事でもお伝えしたとおり、既に製作が始まっているという次のアルバムでは曲数が増えることになっているとか。今後は彼らの今までの良さを保ちつつも、何かしら成長した部分、新機軸となる部分も見せてくれることを期待している。

4.6/5.0

--------------------------------------------
<Tracklist>
1. Extraordinary
2. Brag [Explicit]
3. Sweet Love
4. Alone
5. Entertainment [Explicit]
6. Cherish the Night
7. Sex Super Star [Explicit]
8. Our Summer Love
9. Different
10. Changed My Life
---------------------------------------------

*1
この印象に拍車をかけるのが上記トラックリストで、
全10曲構成でiTunesで買ってもAmazonで買っても、
アルバムの値段が1500円。単曲だ と150円(発売当時)だったため、
それまでに発表された曲を逃さずにフリーでDL、あるいはシングルを
購入しているような熱心な人にとっては、既発曲を 避けた6曲だけを
購入してアルバムと同じ構成のものが手元に揃えられた。
(もちろんこれはビットレートなどの違いが気にならなければ、という
条件付きではある)

2-5が発表済み。5はPrivate Entertainmentの改題。

*2
フリー音源ではあらかじめファイルに埋め込んであった歌詞だが
フォーマットの都合かこのアルバムでは埋め込まれていない。
またiTunesでもAmazonでもpdfファイルのブックレットが
付いているわけでもない。
でも実は彼らの公式youtubeアカウントがアップロードした
今回の楽曲の各種動画の下にある説明欄の、「もっと見る」を
クリックするとその曲の歌詞がちゃんとコピペ可で掲載されてたり。

Sponsored links
Blog Rankings
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへにほんブログ村 音楽ブログ ブラックミュージックへにほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
↑ブログランキングに参加中です。応援の意味で一日一回どれかクリックしていただくと嬉しいです。下の四つはボタンに書いてあるカテゴリの別ブログのリンク集に行けますよん。でもたまには帰ってきてね☆
         
Powered
無料ブログ作成サービス JUGEM