ライブ雑感: Jorja Smith @ Summer Sonic Tokyo 2018

2018.08.19 Sunday | by garahebi

赤が眩しい衣装に長髪を後ろでまとめて颯爽と登場。歌い出し1音目からもう音源のイメージ通りの声で歌えるタイプであることがわかりまず安心。
それにしても初めから歓声がすごかった。特に同性からの支持の高さを感じました。見た目のきれいさ、MCでがんばって日本語喋ってる時の声のかわいさ、ダンスのセクシーさはもちろんだけど、一番はあの若さにして自分はこうしたいというのが伝わってくるような、芯の強そうなところが魅力かな。
あとバンドのソロ演奏中にあっさりキーボード下のあたりにある段差のところに腰掛けちゃうのもいい意味での肝の据わったところを感じた。
On My Mindは極端としても、基本的に音源だと打ち込みが多いので、実はこれまでは何度聞いてもどこかその歌声に硬質な感触というか距離の遠さを感じていたのだけど、生バンドの音に対してはこの声がまあハマること!聞いていて耳に心地よいし、こちらの心にもちゃんと歩み寄ってくるというか、浸透してくるんですわ。 セットリストは基本的にはアルバム中心でシングルのみ音源を含めてオリジナル楽曲をふんだんに。Black PantherのサントラからI Amも。フジロックでのケンドリックもだったけど、新しい曲でもすぐにライブでやれるようにしなくては生き残れない時代なのかもしれない。そういった意味ではせっかく新譜も出してるのにライブでは定番しかやらないというベテランは、ファンの間ですらどんどん古い人の印象が濃くなっていく…
その中で印象に残ったものとして特に強烈だったのはTeenage Fantasy。生バンドの演奏に乗った時に彼女の歌声に力強さが増したように感じられた。もっとロック色の強いフェスに出てもこの曲は受けが良さそう。
そして以前スタジオでのパフォーマンス動画で見たことがあったTLCのNo Scrubsの、あえて捻らないカバーをこの場でも期待通り披露。
捻らないといってもそもそも声の持つ個性が強いから全然カラオケ風にならない。そういう強みがあるならカバーは他にも聞いてみたい。(場所によってはフランク・オーシャンのLostやルーサー・ヴァンドロスのNever Too Muchまでカバーしてるそうです)
シメのOn My MindではまずはゆったりとAcoustic版アレンジで歌い始めてから、いかにもリワインドさせたんですよという効果音を挟んでからのオリジナル版、と2度美味しい展開に我々ファンはもちろん大喜び。 アゲ切ったまま終わった展開は見事。初来日公演、名刺がわりのパフォーマンスとしては不足ゼロの完璧なものだったのではないかと思いました。


ライブ雑感: Flying Lotus @ Sonic Mania 2018

2018.08.19 Sunday | by garahebi

初めて観たフライング・ロータスのパフォーマンス。今日はサマソニなので別のショーを観てあの時感じたことが薄れないうちにポストしておきます。

 

以下、SNSにポストしたもののまとめ。あとで加筆したりもするかも。

備忘録的な。

 

Flying Lotus! 3D live show!! Yeah, it was stunning! ... いや待て。 確かに3Dの映像自体は非常に美しい曲線と色合いで彩られていたし、斜めから見ているのに正面から見ている時の様に左右対称で迫ってくる様に不思議がり面白がったりはしたけれども、冷静に振り返ると、実はそこまで斬新なデザインがあるわけでもなく圧倒されるものでもなかったかもと思い始めている。いやすごいものを見た感は圧倒的だったのだけど。 今回の「フライローすごい!」いう感想は、あくまであのステージから発せられるレーザー光の飛び回る中に、宇宙船やらナニコレなクリーチャーやらが浮いて迫ってくるという、その場で3Dメガネかけてる人にしか体感できない擬似空間に違和感なくマッチする音であり続けた彼の作品の凄みに圧倒されたということなんだと思う。(もちろん合う様なものが厳選されているのだけど)時にTwin Peaks Themeや攻殻機動隊の川井憲次 - 謡I: Making Of Cyborgなど他のアーティストの、それも結構古い楽曲でも自分でリミックス。ライブではさらに二曲を繋がる様にミックスして他の自分のディスコグラフィー群に並べてもすんなりと溶け込む様にしていた。そういった文脈でいえば、同じステージで数時間前にパフォーマンスしていたFunkadelicの(Not Just) Knee Deepまでアップデートして放り込んできたことにも驚かされた。とかくあの手の表現で陥りがちなスタイリッシュな映像押しという印象にならない様に、飛び道具的に猥雑さが欲しいというのもあったのだろうけど。

 

実はこのショーを見るまでは、フライング・ロータスという人は僕の中では鬼才で奇才なのは間違いないだろうけど、そういったレッテル張りにつきものである(悪しきクリシェだよな)どこか混沌とした印象が常にあった人だったのだけど、ようやく落ち着いて捉えられる様になった。いや、そんなつもりになれたぐらいなのかも知れないけど。

 

ファンク、ジャズ、ヒップホップ、各種ダンスミュージックを通過した上で自分なりの音に昇華させるというのは他のアーティストもやっていることではあるかもしれないけど、映像化すら出来るほど具体的な像を伴ってここまで自分の中に理路整然とまとめられている人は希有な存在だと初めてリアルな感触をもって感じられた。

 

と、真面目か!という文章一辺倒は自分でも辛いのでツッコミを入れておくと、かなり前からこのブレインフィーダーナイトは決まっていたんだから、サンダーキャットとお互いのセットでFriend Zoneが被らない様に配慮して!w 僕は密かに2人のステージ上での共演を期待していたんだ。(一応、最後にサンダーキャットは顔だけ出しに来てた)


Jose James @ Billboard Live Tokyo (Feb. 22, 2018, 2nd)

2018.02.24 Saturday | by garahebi

よく考えると同じアーティストのショーを1日2回ではなく2日で2回行くというのはAdrian YoungeVenice Dawnを率いて行ったCotton Club公演以来だ。
前夜は自由席正面寄りから観ていたのだが、最終日のセカンドステージとなるこの回は、音友達のお誘いもありカジュアル席から。

入場のスタイルは前日と同じ。衣装は水色をベースに、赤の差し色が入った様なポンチョの様な上着。
衣装だけでなく、全体的にMCも控えめだったか。開始前のメンバー紹介でも黒田さんをfuture legendとは呼ばず、ネイトもグラミー云々のフレーズなしで紹介。

結論から言えば、この回のステージは前日に観た遊びの部分が削ぎ落とされた、しかし密度は濃く、質の追求にこだわったかの様なものとなった。セットリストは大まかな枠としてはさほど大きく変わっていないのだけど、その構成や感触は全く異なるものに仕上がっており、José Jamesというアーティストの本気モードが垣間見られた東京でのファイナルにふさわしいものとなった。

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この回のステージでは一曲目から前夜とは構成を変えてきた。

アルバムの表題曲である1. The Dreamerから始まった。
前夜の様な別曲に加えるスパイス的な扱いではなく、あくまで独立した曲としてしっかりと聞かせてくれたのは嬉しい限り。
とはいえアルバム版ほどの長さは感じさせない締まった構成で、おそらく5分前後にまとめてあったと思う。


次は前夜の一曲目だった2. Velvet

この曲でも昨晩とは違い、アルバム版に近いピアノとドラムスから始まる構成でスタート。

黒田さんのトランペットのソロもあったがそちらは中盤に配されたものだけだった。
なお、ホゼの曲後のMCによって、この曲のインスピレーション元がJohn ColtraneMeditationsに収録されたCompassionであることが明かされた。

3. Blackeyedsusan
この場にいるレディースたちに捧ぐ、というMCと美しい歌声を中心としたスタイルはそのままに、ここでもやや趣を変えてきていた。中盤での昨日よりもメロウ度合いの上がった大林さんのソロがまず絶品だったのだけど、それに触発されたのか、ホゼが緩めにErykah BaduGone Baby, Don’t Be Longを口ずさみ始めた。さらに終盤にはリズムをキープするNateの演奏に合わせつつ例の口ターンテーブリスト・パフォーマンスで、Marvin GayeDistant Loverまで放り込んだ。この2曲を放り込むのは前夜のステージではなかった展開だったが、それでも相変わらず柔軟な対応力で演奏をキープし続けるネイトはさすが。Distant Loverは実際のところ、全曲をうたうのではなく、歌いだしのところだけを抜き出してループさせるという、まさに声ネタとしてサンプリングして使うのと同様の、まさに90年代以降のDJ/Producer的な感覚な訳だけど、それを自分で歌いながらやれてしまうのがホゼの強み。

歌いながらだんだんとテンポを落としていき、ネイトもそれに合わせてスローダウン後、しまいには叩くのをやめる。

この辺はもう次にやることが分かっていてのことだと思う。

ホゼもdistant, distant, lover...loverっとゆっくりとテンポを落とし、まさにレコードを遅くするのと同様に声も低くしていく演出。まあここまで来ると次の展開はだいたい読めてきてしまうのだけど、案の定アカペラの状態からI see an old man〜と曲が切り替わって恒例のPark Bench Peopleへとなだれ込んだ。

 

4. Park Bench People
恒例の、とはいえこの日は昨晩よりもミックスする別曲がさらに(自分が分かった限り)一曲は増えていた。やはりDead PrezLet’s Get Free収録の曲、Hip-Hopだ。これで同アルバムの中盤で隣り合う3曲を取り上げたことになる。
順番は途中がやや記憶あやしいけどPBP→Hip-Hop→Behind Enemy Lines→Hip-Hop→Police State→PBPに戻る、という順だったか。途中でやはりこの曲での激しい曲の入れ替わりにリズムを合わせるためにバンドの演奏を牽引していたNate Smithのドラムスと、ホゼの口DJingのセッションが繰り広げられたのだが、これがまた強烈なものだった。
この曲では基本的に舞台脇に設置されたテーブル席に待機していた黒田さんが終盤スッと立ち上がってステージ中央に向かって歩き出し、バンドの演奏に加わりしばらくしたところで終わった。

5. Desire
前曲の終盤に舞台中央寄りの、トランペット用にやや低いセッティングとなっているスタンドマイク近くに陣取った黒田さんのトランペットでのイントロから始まったのだけど、そのイントロの始まる前にその低いマイクに顔を近づけてトランペット風の音でのスキャットを聞かせて笑わせにかかるホゼ。これは黒田さんもやりにくい!
なんとか笑いを抑え込んでから始まって演奏ではもちろん真面目に進行。この辺のコントロールはさすがプロ。

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実のところ、このステージでは笑いを取りに行く様な言動が見られたのはこの場面だけだった、というのが昨晩との一番の違いだった。また、MCも必要最低限のものだけ。さらに言えば、昨晩何度も引用されたThe Temptations/Al GreenのCan’t Get Next To Youに至っては一フレーズたりとも歌われることもなく、MCでこの曲への言及も無かった。それに従ってBen Williamsが歌わされる場面も無かったわけだ。
曲の終了後、本編を締めるMCでのバンドメンバー紹介でホゼが「歌わなかったBen Williams!」という様なことを言っていたのは前夜のことを踏まえての発言だろう。
また、ネイトのソロを撮影する様なシーンも皆無。そもそもスマホは持ち込んでなかった。(譜面用かメモ参照用かiPadは持ち込んでいたのだけど)
と、徹底して無駄を削ぎ落としてパフォーマンスに集中した様に思われるほど、本編の密度が高いステージだった。おそらくこれまでの三回のステージで東京のお客さんのリアクションを探り、最後のこの回に現時点で東京で見せるべき完成形としてのステージを見せたかったのではないだろうか。

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MC後に一度引っ込んでからのアンコールでは6. Equinoxで終わるという流れは前夜と同じ。ただ、この曲では特に黒田さんのソロが見事で、かなり激しく熱く吹いていた。今年僕が観た2ステージの中ではここでのソロが彼のベストパフォーマンスだったと思う。また、大林さんについても触れておくと、失礼を承知でいえば昨年までのホゼのバンドのメンバーとしての演奏はどこか遠慮がちという感があり、「Kris Bowersの穴を埋める」(これだけでもすごいことなのだが)という役割以上ではなかった様に思えたのだけど、今回は実にリラックスしてやっていたように思えたし、格段に馴染んでいたように見えた、聞こえたのが大きな違い。自身のプロジェクトでも一緒になることが多いNateとのコンビネーションはもともと良かったのだけど、今年のここでのパフォーマンスは完全にホゼのバンドのT-Cashさんとしての立ち位置が確立できていたように思われた。

 

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<終演後>
終演後のミート&グリートの機会にまたホゼと少し話ができたのだけど、目の前の日本人が昨晩と続けて2度来たのをすぐに思い出したらしく、自分の方から「どう、昨日と違ったでしょ?」と話しかけてきた。それはそれは絵にかいたようなドヤァな笑顔であった。

以下、会話の雰囲気をそのままに書き連ねる。


自分「すごかった。確かに違っていたね。すごくタイトで、密度の濃いパフォーマンスだった」

ホゼ「ありがとう!」

自「もちろんまた次の来日公演も観に来るよ!」

ホゼ「そりゃありがとう。ぜひ来てよ!また日本に来るからさ、Novemberだね

自「え、ええええ今年の?

ホゼ「イェス」

自「えーあー、つまり今年の11月にまた日本でショーがあるの?」

ホゼ「イェッス!!」

自「わー、そりゃ嬉しいこと聞いちゃった。本当にありがとう」

ホゼ「フフフフ…」(例のニヤリとした笑顔で)


もちろん、この時点で公式の発表はまったく何もされてない。

というか終演直後に次の公演の予定を教えてくれちゃうのか…

でもそういえば昨年の公演後はそこで披露した新曲3曲の名前をフルで全部教えてくれたなー。

ありがたいことだわ…

(下の写真は左が前夜のもの。右がこの日のものだけど名前伝え忘れたらこんなことに。

余白にアルバムのタイトルを本人が書き込むという、ある意味レアなものに…)


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<後日談>

このことを裏付けるところまではいかないかもしれないけれど、その数日後、José JamesはBill Withersのトリビュート盤をリリースする予定であることを発表した。

Blue Note x Bill Withers. “Lean on Me” LP Sept 2018. 🖤

JOSÉ RICK JAMES 🌼✌🏽さん(@josejamesmusic)がシェアした投稿 -


そう、今回のNYと東京、大阪のみで行われたThe Dreamer the 10th Anniversary Tourは嬉しかったのだけど、その前後に予定されていたBill Withersのトリビュートツアーは日本でやらないの?と疑問に思っていたのだけど、これで少し希望が持てる気がする。もちろんまだ次の日本公演があること自体が公式発表はされていないし、それがどのような内容になるかもヒントすら出ていないのだけど、楽しみに待つことにしよう。


Jose James @ Billboard Live Tokyo (Feb. 21, 2018)

2018.02.22 Thursday | by garahebi

The Dreamerを本来リリースしたかった形でという意図で、曲の並びを変更した上で、以前Soundcloudで公開したりBrownswoodのBandcampでデジタル販売していたコルトレーン夫妻に捧げる楽曲を複数追加し、全曲のミックスをやり直したという10周年記念盤。その発売を記念してのショーはNYと日本でのみ行われるというまさにスペシャルな企画。(そのほかの国や地域ではビル・ウィザースへのトリビュート企画のショーでツアーしている。)
バンドはここ数年ではおなじみのメンバーを基調としつつも、ベーシストとしては過去最高のビッグネームといえるBen Williamsが迎えられた。
そして昨年はRichardだったドラマーはNate Smith。(ひょっとしたら公演先のリピーターに配慮して一年ごとに交代させているのかもしれない。)

開演前の期待としては、一つ前のポストにも書いたがRahsaan Roland Kirkの楽曲をスローダウンさせた上にクールな多重録音コーラスで別物にアレンジしきったSpirits Up Aboveが演奏されるかどうか、そしてどちらかといえば適性がRichard Spavenの方にありそうな展開を見せるNolaやRedといったドラムンベース的なパートがある曲をNateがどう料理するのかだった。
今挙げた3曲は、少なくとも僕がJosé Jamesのショーを見始めた年以降の公演では一度もライブで見たことがないので、やってくれるだけでも大喜びだ。


以下、恒例の時系列メモ風に。
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まずは最近のビルボードライブ東京の公演で多くなっている気がする2階席の方から階段を降りてくるスタイルで全員が一列で入場。

位置でいえばステージ左からキーボード・ピアノのTakeshi Ohbayashiさん、中央やや奥にベースのBen Williams、その右隣がドラムスのNate Smith。ステージ中央にスタンドマイクがあり、Jose Jamesがそこを中心に陣取り、やや右手に低めのトランペット用のスタンドマイクがありTakuya Kurodaさんが出番の時にやってくる。

そう、The Dreamerというアルバムは収録曲でのトランペットの出番はあまり多くない。そんなこともあってかステージの右端手前の方にスタンバイ用のテーブルとイスが2脚あるのが特徴で、各人のソロの時などにJoseや黒田さんがスポットライトを譲るために座ることになっていた。これは数年前のショーでも観られた配置だった。

全員が配置につくやまずMCから入るホゼ。

「今日はThe Dreamerの発売10周年を祝う特別なステージであると同時に、Takuya Kurodaの誕生日でもあるからさらに特別なんだ、バースデーボーイの彼に拍手を!」と観客に拍手を促し、ちょっと茶化すように妙に高い声でハッピバースデー♪と少しだけ歌うホゼに照れ笑いを浮かべる黒田さん。本当に仲のいい二人だ。

個人的に初めてホゼのライブを見た時にこの二人がフロントに立っていたので、揃っているところを見られると本当に嬉しい。
そういえばこのステージではまずバンドメンバーの紹介から始まったのも印象的だった。曲前からやった例はこれまで記憶にない。
ちなみにTakuyaさんのことはホゼがプロデュースしたアルバムのタイトルからrising sonと呼んだ。ここまではありそうだとは思っていたのだけど、さらにはfuture legendとも呼んでいた。最大限の敬意。これも初めてのことかもしれない。思えば僕がホゼのライブを毎年観るようになって以降、バンドメンバーの交代は数あれど、トランペットだけはいつも黒田さんだ。それは信頼の証ではあるのだけどここまでの賛辞はなかった様な気がする。近年の黒田さんの活躍ぶりや演奏を見続けてきた中で、何か確信めいたものを感じ始めたのかもしれない。
なお、Nate Smithについてはグラミー賞に2度ノミネート!と、Ben Williamsについてはthe legendaryをつけ、大林さんについてはthe one and onlyと紹介していたと思う。

1. Velvet
ホゼによる「1, 2, 3, 2, 2, 3…♪」というカウントから始まるところまで音源と一緒なのが嬉しいVelvetからショーがスタート。
アルバム版ではこの曲にはトランペットの出番はないのだけど、今回のステージではイントロからまずトランペットでのソロ演奏から始まった。このあたりはホゼによる黒田さんへのお誕生日祝い的な演出なのか。なお、途中にもトランペットのソロが入った。イントロで黒田さんが吹くところまではリハーサルしていたのかもしれないが、こちらはホゼが合図をしてそれを受けてから黒田さんが準備していた。以前からもそうだが、バンドメンバーのソロのタイミングはホゼが促すことが多い。
今回のステージではNateがドラマーなので、音源に漂うけだるさよりはビートの立った、勢いを感じるアレンジだった。なお、この日のホゼはこの曲からもう歌をターンテーブリスト風にいじる例のパフォーマンスを混ぜており、re-remember love等とループさせるアレンジを加えていた。

2. Blackeyedsusan
曲前に「この曲は会場の女性たちに」と前置きして始まったのはBlackeyedsusanだ。音源版とは逆に、Nateのドラムスから入り、「ベースはBen Williams!」と拍手を促すとその拍手の中、Benがベースを奏で始めるという始まり方だった。
ホゼの優しいヴォーカルが中心となる楽曲で、The Dreamer収録曲でもかなり好きな曲だったので、(この曲も初めて)生で聴けたことが嬉しかった。
音源と違うところとしては大林さんがここではピアノではなくオルガンで演奏していたところかな。曲の中盤を超えたあたりからは、その大林さんのソロからベンとネイトのリズムセクションによる演奏へと入り、だんだんとネイトの演奏に熱がこもっていく。元々の曲のテンポが近いこともあってか、その演奏パターンはJames BrownのFunky Drummerのブレイクに近いものがあったが、重みを感じるシンバルの音はSchoolly DのP.S.K. What Does It Mean?を彷彿とさせるもの感触もあった。
そんな爆撃の様なネイトに触発されてか、そこにホゼもメロをやや崩しながらBlackeyedsusanの歌を重ねる。
…と、ここでネイトが次第にテンポを落とし始める。そしてホゼも違う曲の歌詞を歌い始める。なんとここでアルバムのタイトル曲、3. The Dreamerにスムーズに移行したのだ。かなり長い曲なのでどう配置するのか気になっていたけど、まさか別曲の終盤に入れてくるとは!ただ、長くなりすぎないようにかソロは控えめだった気がする。

-MC-
意外なメドレー形式で演奏が終わった後、ホゼのやや長めのMCが始まったのだけど、ここが今回のステージを特徴づけたシーンで、後から思えばこれは完全なアドリブだったのではないかと思われる。
「古い曲からインスピレーションを受けることはよくあって、このアルバムでもRahsaan Roland KirkのSpirits Up AboveやFreestyle FellowshipのPark Bench Peopleをカバーしている。あとは、そうだなThe TemptationsのI Can’t Get Next To Youという曲も大好きなんだよ。ほら、”I♪...Oh I♪”って歌ってる曲だよ。
(ここからホゼはしばらくテンプテーションズ版に忠実に、各メンバーのパートごとに声色を変えながら口ずさむ。そこにネイトがハイハットを鳴らしてホゼの歌に合わせる。このあたりの補完の早さは見事だった。)
「その後だよね、Al Greenがカバーしたのは。テンポはこんな感じに落とされていて…」と今度はやや遅めのテンポで指を鳴らしつつ歌い始める。そこにBen Williamsがベースで続き、Nateも合わせていく。この配慮に興が乗ったらしいホゼ。
「ふふふ、ハイ、Benも歌って」
いきなりのフリに戸惑いつつベンも歌う
「…!??お、oh I♪」その無茶ブリに精一杯答えようとするベンのいい人っぷりとさらに調子に乗ったホゼの台詞「Ben Williams on vocals!」に、笑いと拍手が起こる。
この後どんな風に話していたか詳細にはあまり自信がないのだけど、アレンジメントの重要さについて話していたと思う。そしてオリジナルのテンポでSpirits Up Aboveを歌った後、今度はアカペラでやや遅くして歌い始めてバンドの演奏がそこに続く。が、曲にはしっかりと入りたいということかホゼは一度バンドメンバーには演奏を止めるように指示を出し、改めてベースラインを口ずさみ、指を鳴らし、そこにネイトがドラムスを合わせておなじみのイントロが始まった。

4. Spirits Up Above
ついに!待望の!ライブであのSpirits Up Aboveを聞ける時がやってきた!と興奮する僕の頭の中は「!」でいっぱいになった。この瞬間が来る時を何年も待っていたのだから。
…しかし実のところ、直前のMCでテンプテーションズやアル・グリーンのくだり同様にこの曲も鼻歌気味に歌い始めていたので、下手するとMCの中の小ネタで終わりはしないかと少し不安になる瞬間があった。だからこそちゃんと仕切り直して演奏が始まった時に、余計に喜びを感じたのだけれど。
ベースが印象的なあのイントロが生演奏で聞こえ始めた時点でおそらく僕は会場の誰よりも興奮していたかもしれない。
ローランド・カークのオリジナルと比べてもだいぶ遅いテンポにしてあるアレンジは、なるほどAl Green版のI Can’t Get Next To Youにも事前に言及していただけある、ということか。
ただ、このイントロを聴いている間にも数年越しの疑問が頭に浮かぶ。ホゼ版アレンジの最大の特徴であるあの多重録音のコーラスの部分はどうするのだろうか?卓也さんが歌うのか?さっきのベンの歌は前フリだったのか?…幸い歌はコーラス部分しかないという曲の構成上、すぐに答えは出た。意外にも、バックコーラスは一切廃してあった。録音済みの音源を使うわけでもなく、ひたすらホゼは一人で歌ったのだ。出だしは低いパートで渋く。低体温という表現すら頭によぎった程のクールさ。最低でも3つのパートでハーモニーを構成していたのが音源版だったが、その一番低いパートの再現と言うべきか。何のサポートもなしの独唱だったのでやや異質に響く。
まあ、この曲に限らず、いつもの「歌えるベーシスト」サロモン・ドーシーが帯同していないのいうこともあってか、今回のショーではバンドメンバーは一切歌わなかった。彼らはただただ演奏に徹していた。
もちろん昨年のツアーのように録音済みのホゼ自身のコーラス部分を流す選択肢もあったかもしれないが、それすらもなかった。
流石に序盤とはいえこれで続けるにはキーが低すぎて気分が盛り上がらないかもなー、と思っていたところ、次は1番高いパートの部分をひときわ熱い歌声で歌い始めるホゼ。これはカッコええ!なんだこのギャップ萌え一点豪華主義!(意味不明)
いやー、ここでの歌唱が翌日観た分も含めて最高だったと思う。好きな曲だからというひいき目抜きにしても、だ。
バックコーラスなしであっても、この熱さでひとりで歌えるのであれば、他には何もいらない。それほどの説得力のある、非常に力強い歌いっぷりだった。後はもう曲の間中、ひたすら彼の声の響きに浸るだけだった。至福のひととき。
ただ、この熱量とキーの高さは負担も大きそうだなとも思った。なんとなくこれまでセットリストに入っていなかったのも分かるような気がする。
とはいえ少なくともこのステージでは少しも揺らぐことないヴォーカルでほとんど歌いきったホゼは、終盤に入るとこの遅めのテンポの中でとある曲の歌詞の一部をループさせるように繰り返し始める。恒例ともいえるヒューマン・ターンテーブリスト・パフォーマンスだが、曲前のMCはここで前フリとして機能したことになった。
I...oh I♪
can’t get...can’t get next to...
can’t get next to you babe oh I...
なるほどそう来たかー。
実はこの曲はこの後にやる数曲でも途中に入っていた。ホントに好きなのね…
と、しみじみと思っていたところでバンドがホゼの合図でまた演奏をストップ。
ちょっとスクラッチ音も混ぜつつOh I...とI see an...を少しだけ交互に繰り返したと思ったら、そこからI see an old man sitting on the park bench〜と聞き慣れた詞に移行し、(looking up his) mustacheの直後からバンドの演奏も追随し始める。なんとスリリングな展開か。

5. Park Bench People
そう、もはや恒例というか、どんなアルバムの発売直後のツアーでもセットリストから外されることがなかったため、元々The Dreamer収録曲であることを忘れそうになりがちなPark Bench Peopleが今回も始まった。
中盤には黒田→大林→ネイトの順でソロが入った。もちろんみなさん素晴らしかったのだけど、やはりNate Smithのソロは凄まじかった。もはやお馴染みの光景となっている各種SNSへの投稿用にホゼがひたすらスマホでそのドラムソロの様子を録画し続けるシーンも見られた。ここでの彼は世界一幸運なネイトのファンである。ゆるい光景ではあるのだけれど、ホントに尊敬してるのが伝わってくる。
ネイトのソロ終わりで拍手が巻き起こる中、ホゼがスマホを再びマイクに持ち替えて歌い出すが、そのうち少しの間、演奏がパッタリと止められる瞬間が訪れる。どうしたのかなと思い始めるかどうかぐらいのタイミングでアカペラでラップを始めるホゼ。Dead PrezのPolice Stateだ。少し遅れて曲に合わせたテンポで演奏が加わり始めるのだけどこの再起動する際の音のうねりがまたカッコよかった。もちろんホゼのパフォーマンスなので、このまま普通にラップをカバーするだけでは終わらない。ドラムスに合わせて口でスクラッチ音やらを交えつつ、途中でさらに別曲に移行したり戻ったり。今回PBPにミックスされた別曲(毎年何が挟まれるのか予想するのが楽しみにしている)は、一昨年からの流れと同様、Dead PrezのPolice StateとBehind Enemy Linesの二曲だった。大まかな順番だけで書くと、PBP→PS→BEL→PS→PBPという様に、途中で行きつ戻りつして最後に元に戻るという構成。
選曲から察するに、一昨年のショーの様なあからさまな言及こそないにしても、ホゼのアメリカの現状への苛立ちや憤りはちっとも収まっていないのだろう。実際のところ改善はしていないのだから。
なお、ホゼのステージ上での動きには変化が見られた。狙いは正直よくわからないのだけど、敢えて一瞬口をつぐんで顔の向きを変えるモーションが挟まれていた。なるほど…
やはり分からん( ̄▽ ̄;)
ここにもし宗教的・政治的に深い意味があったら怖いので、大抵の疑問は終演後に本人に尋ねてしまう僕も疑問のままにしておいた…
なお、終盤にはこの曲の演奏中間に高まり過ぎたテンションを緩めるためか、急にテンポが落とされてから例のI Can’t Get Next To Youのフレーズが挿入されていた。何回挟むんだ…そしてそのホゼの自由な展開っぷりに顔を覗き込む様にして合わせていく他のメンバーはさすが。まさにライブショーの生らしさを堪能できた。

6. Desire
静かで遅いオリジナルよりもMoodymannによるリミックスを聞くことが多かったので、今回の記念盤でオリジナル版をじっくりと聞き直す機会を得てすぐのタイミングでこの曲をライブで聴ける幸福にしばし浸った。しっとりとした歌唱も完璧にこなすホゼの、おそらくパブリックイメージに一番近い声色が味わえる楽曲だろう。この曲に関しては派手なものはなくていい。
大林さんのピアノソロはひたすら心地よく、しかし対照的にネイトはこんな曲でもグルーヴを生み出そうとソロでハードヒットする。ここも面白かったなー。

-Encore-
7. Equinox
一度退場してすぐに戻ってきてのアンコールではJohn Coltraneのカバー。こちらは今回の記念盤で追加されたうちの一曲だが、この曲がまたホゼの男らしい低めの発声に非常に合っていて、今回のような企画色が強いショーでなくても、今後もまた生で聴きたい、生き残ってほしいと思わせる力強いパフォーマンスだった。

-終演後-
ミート&グリートの機会に、今回Spirts Up Aboveやってくれたのが個人的にものすごく嬉しかったですと伝えることができた。さらに何故この曲がライブで聴ける機会がここまでなかったのかを率直に尋ねたところ、「この曲はライブでやるのが難しいんだよ」とかなり直球に答えてくれた。さらに逆に「どうだったかな?」と訊かれたので、こちらも正直に「あのアレンジをどうあれをやるのか疑問だったけど、シンプルかつタイトで熱かったのですごく良かった」と伝えた。
ただやはりあの熱唱は負担が大きいのだろう、次の日に観たセカンドではこの曲は無かった。ファーストではやったと聞いたのだけど。今回のツアーでは二公演ある場合、1日のうちのどちらかでしかやらなかったのかもしれない。まああの全霊を込めた熱いパフォーマンスを見ればそれも納得だ。
最後に明日のショーも観に行くことを伝えたところでがっちりとした握手を求められた。この回だけでも大満足の見事な内容だったけど、次はどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。こんな期待を持たせてくれるアーティストはなかなかいない。


ホゼ・ジェイムズ公演前の期待(メモ)

2018.02.21 Wednesday | by garahebi
今夜と明日、José Jamesの公演を計2回観に行く予定ですが、期待していることの中で敢えて一つだけ挙げるとすれば、Rahsaan Roland KirkのカバーでもあるSpirits Up Aboveが観たい!に尽きます。
ホゼ自身の多重録音によるコーラス部分のアレンジがとてつもなくクールなこの録音はその構成ゆえにライブでの再現には限界があります。
だからかは分からないけれども、僕が観に行き始めてからの彼の日本での公演では一度も披露されていないんです。とはいえ僕はBlackmagic発売以降からのショーしか見ていないので、ひょっとしたらその前にはやっていたのかもしれないのですが…
だからこそ、あの曲のライブでのパフォーマンスが見られるとしたらThe Dreamer10周年記念エディションの発売に合わせての今回の公演は絶好の機会。
よい材料としては、昨年の各種公演(まだブログで書いてないですね…)では録音済みのバックコーラス音源を使用していたので、技術的な理由でセットから外されることはなさそうだということ。

とにかく今日と明日どちらかでいいので目撃できるように祈っております…

オーティス・レディングのトリビュートコンサートの参加メンバーがスゴイ!

2018.01.25 Thursday | by garahebi
現地1/25にApollo Theaterで行われる"(Sittin' On) The Dock Of The Bay" 発売50周年を祝うイベント、An Evening of Respect: Celebrating Otis Redding & 50 Years of "(Sittin' On) The Dock Of The Bay"の参加メンバーがソウル/R&Bファン的にとてつもなく豪華だ。 ホストが女優のWhoopi Goldberg、演奏はSharon Jonesとのコラボレーションでも知られるThe Dap-Kingsが担当するという。そこにゲスト歌手が入れ替わり立ち替わりでパフォーマンスを披露する形式らしく、そのゲストとしては当初はまずVintage TroubleからTy Taylor(見事な人選だ), St. Paul & The Broken BonesからPaul Janewayが発表され、残りは伏せられていた。
この時点では渋く、しかしとてつもなく熱いパフォーマンスが期待できるものになることは予想されていたが、最終的に発表された参加ゲストのリストを加えると豪華絢爛という言葉がしっくり来る。
デスチャのMichelle Williams、最新作も素晴らしかったLedisi、Aloe Blacc、久々に名前を見た気がするNikki Costa, そして人気テレビドラマシリーズEmpireでもお馴染みのJussie Smollettがまずは目を引くところ。
そしてOtisの息子たちにしてThe Reddingsのメンバーとしても活躍するOtis Redding III, Dexter Redding、その他にはWarren Haynes, Marcus King, Preservation Hall Jazz Band, さらにはBooker T. JonesにSteve Cropperまで!
これは少しでもいいから動画とか観たいと思わせるラインナップだ。



Soul Camp 2017 初日(2) Roy Ayers

2017.10.16 Monday | by garahebi

そういえば今年新木場で観たMary J. BligeMy Lifeの前にサンプリング元のEverybody Loves The Sunshineを2分近くバンドに演奏させてたなぁ、とか2年前のSoul Campで観たLord FinesseはかつてSoul Planでゲストに招いてヴィブラフォン演奏してもらってたよなあ、とかいろいろと思い出しつつ、初めて生で体感する演奏への期待はひたすら高まっていた。

そう、Soul Camp初日の3組目のライブアクトはRoy Ayersだった。

この人の場合はもうサンプリングやカバーで誰もが知っている曲だらけなので、今年の「いかにもヒップホップフェス」といった濃いラインナップにひょっこりと入っていても全く違和感がない。
かなり御高齢なのもあり、歩くのもどっこらせといった感じのスピードなのだけど、いざマレット・シンセサイザーを前にして、いざと構えたその瞬間から、年齢を忘れさせるほどキレのある、それでいて実に流麗な演奏を聞かせる。心地よすぎる!
もちろんあの独特のヘタウマ味わいあるしゃがれた歌声も聞かせてくれた。

その歌声はMahogany Vibeで聞けたそのまんまだったのだけど、その盤での2曲のリメイク(SearchingEverybody Loves The Sunshine)で共演したErykah Baduとの共演はこのステージでもこの後のステージでも結局は無かった。

ちなみに約1時間の持ち時間の間、Roy師がスツールなどに腰かける瞬間は無かった。というよりもそんな休むためのものは初めから用意されていなかった。
歩く姿は完全におじいちゃんなのだけど、その足腰や強さはこれまでのキャリアで培われたものだろうか、終始手すりにもたれて見ていた僕からしたら本当に驚異的。

驚きといえば、一曲目のSearching序盤のトラブル(ケーブルの接触不良?)で数分間、よりによって主役のロイさんの演奏が無音になるという事態に陥ったのには戸惑った。ただ、やりなおしが出来ないほど終了時間のスケジュールがカチッと決まっていたのか、そのトラブル対処中にもバンドが演奏を続けて成立させていたのが印象に残った。これはもちろんそれだけのことが出来る力量があるからなのだけど。特に鍵盤奏者のEverett Freeman氏のプレイはかなり洒落ていて心地よかった。時に主役の座を奪う勢いですらあった。
そのバンドの各メンバー、各曲でとるソロの時間がみんな若干長いかなという感はあったのだけど、その様子を孫の成長ぶりを楽しむようにじっと見つめているロイさんの姿を見せられたら何も言えなくなる。

その中で、ドラマーのChristopher De Carmineは途中で打ち込みクラシックスとでもいうべきAudio TwoTop Billin’と、Bell Biv DevoePoisonのドラムパターンを生ドラムで再現して客席を大いに沸かせていた。これを普段のRoy Ayersの単独公演でもやっているのかは定かではないけれど、こういった場に合わせたであろうミュージシャンのプレイは次のErykah Baduのステージでも見てとれたところだった。その辺は次のポストで改めて。

セットリストとしてはSearchingから始まり、Red Black and Green, Running Away, そしてEverybody Loves The Sunshineで終わり…と思いきや、最後に若干半端に時間が余ったのかもう一曲やっていた。ただそれがなんという曲かよく分からなかった(Summertime?違うかも)が、序盤でややボサノバっぽくロイさんが歌った後、彼だけがステージを去り、残った部分はバンドが演奏でつないで締めくくるという終わり方だった。

何にせよ次のErykah待ちの人も多かったであろう聴衆を大いに沸かせ続けたRoy Ayers氏とバンドメンバーのパフォーマンスは見ごたえがあった。

 

今後のSoul Camp、歌手はもちろんだけど、こういう大御所枠が毎回あってもいい気がする。

そんな気持ちにさせられるステージだった。


-personnel-
Roy Ayers (Mallet Synthesizer)
Everett Freeman (Keyboards)
Trevor Allen (Bass)
Christopher De Carmine (Drums)


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